論文掲載報告【筆頭著者 大木美穂:日本消化器内視鏡学会雑誌2025年67 巻11 号 p. 2330-2334】
この度、巨大な大腸脂肪腫をESDで一括切除した症例を経験し、内視鏡学会雑誌に症例報告をさせていただきました。
大腸脂肪腫は無症状では経過観察となりますが、腸重積や出血などの症状がある場合は切除が検討されます。本症例では6cm程度の有茎性の脂肪腫で線維化が予想されたため、ポリペクトミーではなくESDによる一括切除を選択しました。浸水下でESDを行うことで切除もスムーズに行うことができました。
初めての執筆で指導医の浜辺先生にはご迷惑をおかけしましたが、根気強くご指導いただき、とてもよい経験になりました。論文掲載にあたり、指導医の浜辺先生をはじめとした消化管班の先生方、分子病理学の小賀先生、近藤先生、高見教授に心より御礼申し上げます。
(大学院生 大木美穂)
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https://doi.org/10.11280/gee.67.2330
