受賞報告 ~石川 剛 准教授:田尻賞(英文部門) 日本門脈圧亢進症学会~

 2022年9月8-9日に大阪で開催された第29回日本門脈圧亢進症学会総会(大阪)で「田尻賞(英文部門)」を受賞いたしました。

現地での受賞スピーチを以下に記します。(石川 剛)

『ご指導頂きました高見太郎教授・坂井田功名誉教授、そしていつも叱咤激励して頂いております沖田極名誉教授に、この場をお借りして深く厚く御礼申し上げます。 

 2019年に本賞を初めて受賞したあとに程なく「コロナ禍(わざわい)」に突入しましたが、私にとっては良い意味で「コロナ暇(ひま)」でありまして、出張や学会がない分、カテーテルと内視鏡に加えてペンを握る時間を増やした結果、このような栄誉ある賞を頂くに至りました。授賞式の数分前に、沖田先生から「2022年の論文が少ない!とにかく何でも書け!!」と相変わらず厳しくも温かいお言葉を頂戴しましたが、残り3ヶ月で仕上げられますよう山口に戻ってすぐにデスクに向かいたいと思います。2009年に帰学した際には見たこともやったこともなかった仕事が、13年経った今ではライフワークになりました。この受賞を励みにより一層精進したいと存じますので、今後ともご指導ご鞭撻頂きますよう何卒宜しくお願い申し上げます。』

【対象論文】

  1. Successful Management with Dual Therapy of Lenvatinib and Macitentan for Hepatocellular Carcinoma with Portopulmonary Hypertension. Hepatology. 2021 Oct;74(4):2300-2303.
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33901320/
  2. Short-term Effects of Hepatic Arterial Buffer Responses Induced by Partial Splenic Embolization on the Hepatic Function of Patients with Cirrhosis According to the Child-Pugh Classification. Intern Med. 2021 May 1;60(9):1331-1342.
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33281164/
  3. Splenic non-infarction volume determines a clinically significant hepatic venous pressure gradient response to partial splenic embolization in patients with cirrhosis and hypersplenism. J Gastroenterol. 2021 Apr;56(4):382-394.
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33629147/
受賞報告 ~石川 剛 准教授:田尻賞(英文部門)日本門脈圧亢進症学会~
受賞報告 ~石川 剛 准教授:田尻賞(英文部門)日本門脈圧亢進症学会~
受賞報告 ~石川 剛 准教授:田尻賞(英文部門)日本門脈圧亢進症学会~