論文掲載報告【筆頭著者 田原祥子:日本消化器内視鏡学会雑誌 2024年66巻8号p1603-1609**】
この度経乳頭的胆管生検が有用であった総胆管原発DLBCLの1例を経験したため、内視鏡学会雑誌に症例報告をさせていただきました。
総胆管原発の悪性リンパ腫は非常に稀な疾患です。また画像所見では胆管癌との鑑別が困難であるため、これまでの多くの報告例は胆管癌などが疑われ外科切除された上で診断に至っていました。本症例では経乳頭的胆管生検で診断することができ、適切な治療方針を決定することができました。本症例はJCHO徳山中央病院に以前勤めていた際に経験させていただいた症例です。
論文執筆経験があまりなく苦労もしましたが、とても勉強になりました。論文執筆に際して、ご指導いただきました末永先生をはじめとした胆膵班の先生方、徳山中央病院の先生方、高見教授に心より御礼申し上げます。
(大学院生 田原祥子)
