PubMed論文掲載報告【筆頭著者川本 大樹:Extracellular vesicle microRNAs from human bone marrow MSCs suppress fibrogenesis of hepatic stellate cells by downregulation of RhoA signaling. Stem Cells. 2026 Feb 17:sxag006. Epub ahead of print.】
この度、大学院の研究テーマである ”自己完結型肝臓再生療法における肝星細胞への作用機序の検討”に関して論文化し、Stem Cells誌にacceptをいただくことができました。
当科では、進行した肝硬変に対する新たな低侵襲治療法として、骨髄間葉系間質細胞を肝動脈から投与する「自己完結肝硬変再生療法」の開発を進めており、医師主導治験を実施しています。
本研究では、骨髄間葉系間質細胞の作用機序に着目し、特に細胞外小胞に含まれるmicroRNAの役割を解析し、骨髄間葉系間質細胞が分泌する細胞外小胞に高発現する5種のmicroRNAが、肝臓の線維産生細胞である肝星細胞において、細胞運動に関与するRhoA活性を制御することにより、線維産生を抑制することを明らかにしました。
本研究および論文執筆に際して、御指導いただいた松本俊彦講師、高見太郎教授、山口大学健康科学センターの山本直樹教授、産業医大学の藤澤浩一教授、本プロジェクトにかかわっていただきましたすべてのスタッフの皆さまにこの場をお借りして心より御礼申し上げます。
(川本大樹)
↓↓↓ 詳しくは以下リンク先をご参照ください。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41703655/
doi: 10.1093/stmcls/sxag006.
