PubMed論文掲載報告【筆頭著者 江種 真穂:Concurrent low skeletal muscle mass and fat area may predict poor survival in patients with unresectable hepatocellular carcinoma treated with atezolizumab plus bevacizumab therapy. Clin Nutr ESPEN. 2026 Aug 20;75:105040.】

 本論文は、当科も参加しております HIVE‑J group のコホートをお借りして、肝細胞癌に対する初回薬物療法として Atezolizumab+Bevacizumab を行った患者を対象に、治療前の骨格筋量および脂肪量の影響について検討したものです。

 解析の結果、骨格筋量・脂肪量がともに少ない群で予後不良の傾向がみられました。これまで肝癌と骨格筋に関する報告は多い一方、脂肪量に着目した検討は限られており、骨格筋のみならず脂肪量が保たれていることも予後に関わる可能性が示唆されました。

 これまで大学院で「肝癌治療における体組成マーカーの意義」をテーマの一つとして研究を続けてまいりました。思うように進まない時期も多かったですが、多くの先生方に支えていただき、今回ようやく形にできたことに安堵しております。

 末筆ながら、本研究にご協力いただきました HIVE‑J の先生方ならびに関係者の皆様に深謝いたします。また、日頃より温かくご指導くださった高見教授、佐伯先生に厚く御礼申し上げます。

(江種 真穂)

↓↓↓ 詳しくは以下リンク先をご参照ください。
<オープンアクセス>
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/42624401/
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2405457726021376?via%3Dihub

PubMed論文掲載報告 ~Clinical Nutrition ESPEN:筆頭著者 江種 真穂~